「Excelって難しそう…」「関数を使おうとしたけど挫折した」
そう感じている方、実は多いです。私自身も最初はExcelが苦手でした。
一番当てはまっていたのは「使う場面がイメージできない」という特徴です。
関数の名前は覚えても、自分の仕事のどこで使えばいいかがわからない。
だから覚えてもすぐ忘れる、というループにハマっていました。
克服できたのは、実務で使いながら覚えたことがきっかけです。
「この集計作業を楽にしたい」という目的が先にあって、そのために関数を調べる。
その繰り返しで自然に身についていきました。
この記事では、Excelが苦手な人に共通する5つの特徴と、実務で使える克服法を紹介します。
Excelが苦手な人に共通する5つの特徴
特徴① 使う場面がイメージできない
「SUMは合計を出す関数」と覚えても、自分の仕事のどこで使うかが見えないと定着しません。
これが一番多いパターンです。
参考書の例題を解いても「で、これって仕事のどこで使うの?」となってしまう。
知識と実務がつながっていないため、覚えてもすぐ忘れます。
特徴② エラーが出るたびに怖くなる
#N/Aや#REF!などのエラーが出ると「また失敗した」と感じて、Excelを開くこと自体が億劫になってしまいます。
実はエラーは「ここが違いますよ」というExcelからのメッセージです。
エラーの意味さえわかれば、怖くなくなります。
特徴③ 全部覚えようとしている
Excelには数百種類の関数がありますが、事務職が日常業務で使う関数はせいぜい10〜15種類です。全部覚えようとするから挫折します。
「Excelを完璧にマスターしなければ」というプレッシャーが、苦手意識をさらに強くしています。
特徴④ マウスで全部操作している
ショートカットキーを使わずにマウスだけで操作していると、作業が遅くなりがちです。
「Excelって時間がかかる」という印象につながりやすいです。
よく使う操作をショートカットに変えるだけで、体感スピードが全然違います。
特徴⑤ 一度作ったら終わりにしている
Excelは「作って終わり」ではなく、使い続けて修正しながら育てていくものです。
最初からきれいなものを作ろうとして手が止まってしまうケースも多いです。
克服法:実務の場面から逆算して覚える
苦手を克服するために一番効果的だったのは「この作業を楽にしたい」という目的から逆算して関数を覚える方法です。
参考書を最初から読む必要はありません。
自分の仕事で「毎回時間がかかっている作業」「ミスが起きやすい作業」を一つ選んで、それを解決できる関数を調べる。 これだけで十分です。
具体的な手順
- 「楽にしたい作業」を一つ決める 例:毎月の集計表を手作業で作っている
- 「どんな関数が使えるか」を検索する 例:「Excel 合計 条件付き」→SUMIFを発見
- 実際の業務データで試してみる
- うまくいったら次の作業に移る
この繰り返しで、気づいたら10種類以上の関数が使えるようになっていました。
まず覚える3本の関数
全部覚えなくていいです。
最初はこの3つだけ使えるようになれば、事務職の日常業務の8割はカバーできます。
| 関数 | できること | 使う場面 |
|---|---|---|
| SUM | 合計を出す | 売上合計・経費集計 |
| IF | 条件で表示を変える | 〇×判定・達成未達成の表示 |
| VLOOKUP | 表からデータを取り出す | 商品名・担当者名の自動入力 |
この3つを実務で使えるようになったら、次はSUMIF(条件付き合計)やCOUNTIF(条件付き個数)に進むと自然にステップアップできます。
エラーが出たときの対処法
エラーが出ても焦らなくていいです。
よく出るエラーの意味を覚えておくだけで、対処が格段に早くなります。
| エラー | 意味 | まず確認すること |
|---|---|---|
| #N/A | 値が見つからない | スペース混入・表記ゆれ |
| #REF! | 参照先が無効 | 列や行を削除していないか |
| #VALUE! | データ型が違う | 数値のはずが文字列になっていないか |
| #DIV/0! | ゼロ除算 | 割る数がゼロや空白になっていないか |
一番多いのは#N/Aです。
見た目では気づきにくいスペースが混入していることがほとんどなので、まずそこを疑ってみてください。
まとめ
Excelが苦手な人の特徴は5つです。
- 使う場面がイメージできない
- エラーが出るたびに怖くなる
- 全部覚えようとしている
- マウスで全部操作している
- 一度作ったら終わりにしている
克服のコツは「実務の場面から逆算して覚える」こと。自分の仕事で楽にしたい作業を一つ選んで、そこから使う関数を調べるだけで十分です。
まずSUM・IF・VLOOKUPの3本だけ、実際の業務で試してみてください。
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